2014年1月31日金曜日

良い火花 NO 01-01



フライホイールを外すには普通直径28mmの特殊工具を使うのですが
インドから届くのを待ちたくなかったので車の特殊工具を10ドルで買ってきて
つめの当たるところを変えながらラバーハンマーでたたいて外しました。
 外す前はどうして特殊工具を使うか解らなかったのですが
フライホイール自体が電気を発電するための永久磁石で出来ているので
錆びによる固着プラス磁力に勝つために使うことがわりました。

見てくれ NO 02

部品が届くまで小物をはずして見てくれのレストアをはじめます。

見てくれ NO 01

注文した部品がヨーロッパから来る間にすこしづつ小物のレストアを始めましょう。
ワイヤブラシをハンドドリルにつけてこすれば簡単にとれます。
さびがとれたらさび止めにウレタンクリヤーの缶スプレーをぬりました。

良い火花 NO 02

CDIとスタータープレイトの故障の発見の仕方は
スタータコイルの抵抗をみる(コード緑と白)プラスマイナス500ΩならOK
ピックアップの抵抗は(コード白と赤)プラスマイナス110ΩならOKですが
古いバイクですからオリジナルでない部品がはいっていたり前期と後期では
違ったりするので自分の目で配線を確認したほうがいいです。
スターターコイルはいろいろな呼び方があるので注意してください。
エキサイターコイル、ローテンションコイルなど分解して巻きなおしてみると
解るのですが極細の銅線で作ったコイルでほかの4つのコイルとは別なコイルです。
ピックアップは正常だったのですがスターターコイルは断線だったので
注文です。

良い火花 NO 01

良い混合気、良い圧縮はありそうなので、まずはよい火花をみてみましょう。


車体全体の金属の部分にマイナスの電気が流れていますから
そこいにプラグをつけてキックを手で回せばプラグに火花がとびます。

あれ、とびません。エンジンがかからないのは当然ですね。

電気が通ってないときは上流をみます。
川に水が流れてないときは上流を調べるみたいな感じです。

ET3の場合は上にイグニッションつきのCDIがあります。その上がスタータープレイトです